ミカド@新国立劇場

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(新国立劇場でのリハーサル風景、びわ湖ホールtwitter から。photo by 沼尻竜典びわ湖ホール芸術監督)
先ほど無事に千秋楽が終わり、8月からのサリヴァン作曲オペラ「ミカド」、全公演終了しました。関係者の皆様ありがとうございました。ご来場いただきましたお客様もありがとうございました。

指揮者、演出家、振り付け家、衣装、舞台デザイン、出演者、オーケストラ、スタッフ、裏方さんこの作品に携わった全ての方が「お客様を楽しませるぞ!」と一丸となったプロダクションで、昨日なんかは自分自身もとても楽しんで歌い演じられて気持ち良かったし、そんなプロダクションで主役として歌う事ができたのはとても光栄でした。個人的な事ですが最初のアリアを攻めて歌えたり、ヤムヤムとのデュエットでいろんな音色を使って歌ったりして遊んだりできて本当に楽しませていただきました。ホールによって響き方、自分への聴こえ方が違うので難しいのですが師匠の昔のレッスンを聞き返したりして声の響きを調整したり、その合間合間の師匠の一流の歌手としての教えを胸に歌えたのも良かったです。

共演者も前回のびわ湖ホールでの公演よりさらに攻めた感じで歌もお芝居も作っていて刺激も受けましたし、特にびわ湖ホール声楽アンサンブル時代に現役で一緒に仕事していた竹内直紀さん、松森治くん、迎肇聡くんは「さすがプロだなぁ」と側から見ていて感心しまくりでした。特に竹内さんの笑いのセンスには脱帽でした!!!現役メンバーのみんなや合唱のみんなも舞台を盛り上げてくれていて本当にいいプロダクションでした。

この作品、モーツァルトやヴェルディなどのオペラという感じよりはオペレッタの感じの軽いノリの音楽で構成されていますが、だからこそ、主役がグイグイ引っ張っていくというよりは適材適所自分の役割を果たして作らなければならない作品で、思ったより大変な作品ではありありましたが四回も本番があったお陰でいいものが作れたのではと思います。いい経験が出来ました。

終わってしまうと寂しいものですが、これで心置きなく次の作品に打ち込めます。春秋座「魔笛」、川崎・びわ湖での「ノルマ」、楽しんでいただけるように頑張ります。今回の「ミカド」に関わる事が出来て幸せでした、ありがとうございました!

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(リハーサル後のダメ出し風景 びわ湖ホールのツイッターから。photo by 沼尻竜典びわ湖ホール芸術監督)

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# by zucci2 | 2017-08-27 18:41 | Comments(0)

ミカド@びわ湖ホール

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(びわ湖ホールのFacebookより公演の写真)

サリヴァン作曲のオペラ「ミカド」、昨日と今日無事に終演いたしました。ご来場いただきました皆様、ありがとうございました、お楽しみいただけましたでしょうか?
また共演者をはじめ、スタッフ、びわ湖ホールの皆様、お世話になりました、ありがとうございました!

久しぶりのびわ湖ホールのオペラ、しかもミカドの息子・ナンキプーという素敵な役をいただいたので今持てる力を出して現役メンバーと楽しく歌い、踊らせていただきました。相手役の飯嶋幸子さんとはオペラ初共演。作品についてしっかり考えてくれる子で、ざっくりと捉えて役作りをする僕に沢山インスピレーションをくれました。音楽的なことも少し助言?してあげるとどんどん良くなるし、一幕フィナーレ掛け合いなんかは歌っていてとても気持ちよかったです。他にもいつも四大テノールでお世話になっている竹内直紀さんをはじめ、迎肇聡くん、松森治くんと久しぶりの共演で現役時代のように舞台ではしゃぎ遊びました。個人的にはまだまだ歌が改善余地があるので、東京公演までに改善したいですね。あと、今回もうちの奥さんにKHPから稽古に付き合ってもらって色々意見してくれたのもとてもよかったです、いい妻を持ったなぁとしみじみ。。。また今回久しぶりの再会も会って色々思い出深い公演となりました。指揮の園田隆一郎さん、演出の中村敬一先生、振付の佐藤ミツルさんと久しぶりにご一緒できたのも嬉しかったです。

客席から見たかったなぁと思えるくらい楽しい舞台で、甘いメロディや印象的なフィナーレの音楽と音楽的にもなかなか面白い作品でした。東京では僕の最初の長いソロをバシッと聞かせたいなぁ。。もう少しうまくまとめたいと思います。びわ湖公演はお陰様で両日完売と出演者として嬉しい公演でした、満員のお客様の前で歌えるのは嬉しいですね!東京はまだまだお席があるようですので、是非お時間のある方はお越しいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします!

明日からは9月の魔笛のマエストロ稽古。。。久しぶりのタミーノです。新たなメンバーで作品を作っていけるのも楽しみです。
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# by zucci2 | 2017-08-06 22:48 | Comments(0)

魔笛@守山

今日は守山市民ホールで魔笛に出演しました。ご来場いただいたみなさま、お世話になりました関係者のみなさま、ありがとうございました。

魔笛、今まで何度か出演しておりますが、今回は指揮と演出をされた萩原次己さんからのオファーで初のモノスタトス役に挑戦しました。一度はやってみたいな〜と思っていた役なのですが、機会が合わず、今回念願叶って初黒塗りさせていただきました。モーツァルトの作品はどれも人間が人間くさくて歌っていても演じていても大好きなのですが、モノスタトスも台本や歌を読み込むほど、どういう風に演じようかという想像が膨らんで自分なりにはまずまず納得したキャラクター作りができたのではないかな?と思っています。それにしても音は低い!!!ので、しょっちゅう歌いたくはないかも。。。

今回は守山市民オペラという事で、市民の方が多数参加され特に裏方・制作さんはすごく頑張ってくださった気がします。なんか手作りの温もりがある公演で僕自身も一出演者として今回の公演に参加させていただけて光栄でした。久しぶりの同期との再会や初めての若い歌手の方、久しぶりに会う先輩などいろんな方と作れるのがオペラのいいところだな〜と最近つくづく思います。

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(終演後に出演者、関係者で記念撮影)

さてこれで次のオペラはびわ湖ホールのミカド!もう稽古が始まっていますが、こちらも先輩として皆を盛り上げられるように頑張りたいし、一緒に楽しみたいと思っています。さらにミカドの終わりころから9月の魔笛のお稽古が。。。こちらは久しぶりのタミーノ役で出演します。

ミカドも魔笛もみなさまのご来場を心よりお待ちしております!!!
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# by zucci2 | 2017-07-17 23:17 | Comments(3)
無事に「カルミナ・ブラーナ」終演いたしました〜よかったよかった!!!関係者の皆様、ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

カルミナ・ブラーナを歌うのは今回が二回目。前回は純粋に演奏会としてソリストは前に最初から座って出番にいきなり1オクターブ上の音から歌う。。。といった感じだったのですが、今回はテノールソロは出番の直前に登場して軽くお芝居をしながら歌う、といった感じで声のコンディションも整えられましたし、楽しんで歌うことができました。ちなみにバリトンソロは舞台奥の客席から(合唱も同じポジション)、ソプラノソロはその一番上の段のさらに上の高台から歌っていました。それにしても高関健マエストロをはじめ、ソリストの幸田浩子さん、大沼徹さんが本当に素晴らしく、オケの京響さんはもちろん、合唱団も緊張感を持った演奏で、この大曲を作れた一員に混じる事が出来て光栄でした。緊張したけど本当に楽しかったです。

共演者のお陰かモチベーションを高く持てたのもよかったですし、信頼できる京響のみなさん、色々お気遣いくださったマエストロの力を借りて一人では出せないパワーが出たのかも。僕自身もこの曲に丁寧に向き合って少しですが表現する域まで持っていけたのも収穫でした。またいつかこの作品を歌う機会が来るといいなぁ。

と余韻に浸る間も無く今から守山に移動して魔笛の通しに向かいます。魔笛も再来週の月曜日が本番。来週からはミカドの立ち稽古!!!!焦らずひとつひとつ丁寧に作っていきたいです。

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# by zucci2 | 2017-07-09 17:14 | Comments(0)

近況報告

昨日は来月に催されますびわ湖ホールのオペラ「ミカド」のマエストロ稽古でした。びわ湖ホールプロデュースのオペラに関わるのは上の子が産まれる前の「オテッロ」以来、いや、その後の沼尻マエストロの「竹取物語」以来かな?あまりこだわりはないのですが、やっぱり古巣のオペラに携われるのは嬉しいです!しかも今回の「ミカド」、マエストロの園田隆一郎さん、演出の中村敬一さん、そしてびわ湖ホールで共に働いてい松森治くん、迎肇聡くん、そして四テナではいつもご一緒している竹内直紀さんとも一緒で、昨日のマエストロ稽古から笑いが絶えない楽しい感じでした。
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(昨日のマエストロ稽古の様子:びわ湖ホールのTwitterより)
「ミカド」、日本を題材にしたであろう作品で日本の音楽、フレーズを使われていたりするのですが、仮想国・テティブの王子が身分を隠して恋に落ちた恋人と最後どうやって結ばれるか?が大まかなストーリーで構成は「メリーウィドウ」、「秘密の結婚」といった作品に似ている部分があるかも?その主役のナンキプーという王子役を今回は演じます。実は6月号の音楽雑誌「ぶらあぼ」にこの「ミカド」の紹介記事がありまして、その最後に「今回の公演では主役の王子の二塚直紀に注目したい。彼は「びわ湖ホール四大テノール」の一員で、最近はワーグナーのトリスタンやミーメで好演した」 と書いてくださっていてビックリ!!!トリスタンのように…とはいかないと思いますが、期待に応えられるように頑張りたいと思います。びわ湖公演はもうすぐ完売、東京公演はまだまだチケットがご用意できる状態だそうなので、東京近辺の方、ぜひお誘いの上新国立劇場までお越しいただきびわ湖ホールならではの公演を楽しんでいただければと思います。多数のご来場心よりお待ち申し上げます。

今年は5月に「椿姫」、「トロヴァトーレ」とあって6月に「あしたの瞳」、そして今月は守山で「魔笛」に出演します。初めてのモノスタトス役で、早口とキャラクター作りをもう一捻りできればと考え中です。こちらは7/17の本番です。地元のみなさんの手作り感あふれた公演で出演者皆が楽しんでできるように盛り上げられればと思っています。さらには9/23には春秋座での「魔笛」、10月は川崎とびわ湖で「ノルマ」とオペラが続きます。なかなかこんな沢山オペラに出ることもないので、それぞれの出会いを大切に楽しんで公演に臨みたいです。

そして明日は京都で「カルミナ・ブラーナ」。今回は前回と違ったスタイルでの上演になりそうなので、気持ちの上で余裕をもって歌えるといいな。なんと言っても僕が本番で使う音としては最高音のハイD(2オクターブ上のレの音)を三回出さないといけないので、ドキドキです。こちらも楽しんで歌いたいと思います。
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# by zucci2 | 2017-07-08 08:03 | Comments(0)

テノール歌手・二塚直紀のブログです


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